2018年9月7日金曜日

YAMAHA NVR510がv6プラス正式対応しました

【本記事は2018/9/7にココログに投稿したものを再編集したものです。内容を整理しています。】

YAMAHA NVR510がRev.15.01.13でv6プラス正式対応しました(リリースノート)。
v6プラスの設定は公式のページ通りでいけます。

なお、YAMAHAのページでは、ひかり電話無しだとRAで、ひかり電話有りだとDHCPv6と説明されているのですが、私の環境ではひかり電話を使っているのに、RA設定でした。ネットの書き込みを見ていると、ひかり電話有りでもWAN側のDHCPが反応してくれない場合があるようです。その場合はRA設定を試してみましょう。

通信速度は、VDSL環境の限界点ぽい値(80Mbps前後)が出ています。ほかのルータも同じですね。フレッツ 光ネクスト ギガマンションとかだと差が出ると思いますが。

公式ページでは、

> また、LAN側にサーバーを構築し、WAN側からアクセスする事も困難です。

とあるのですが、自分に割り当てられているポートが分かれば、そのポート番号でポート開放して、サーバ構築は可能です(Buffalo WXR-1900DHPやNEC Aterm WG2600HP3と同様)。

自分に割り当てられているポートが何かは、MAP-Eの設定後、syslog出力を見れば分かります。

例えば、TCP 11111を192.168.100.100に割り当てる場合は、以下のような感じ

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tunnel select 1
tunnel encapsulation map-e
ip tunnel mtu 1460
ip tunnel nat descriptor 1000
tunnel enable 1
nat descriptor type 1000 masquerade
nat descriptor address outer 1000 map-e
nat descriptor masquerade static 1000 1 192.168.100.100 tcp 11111
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