2018年10月16日火曜日

Atermの「IPv6 High Speed」はやはりVDSLの限界は超えれないらしい

【本記事は2018/10/16にココログに投稿したものを再編集したものです】

Aterm WG2600HP3のファームウェアが今日バージョンアップし、「IPv6 High Speed」に対応したので、早速試してみました。

結論から言うと、私の環境では全く速度が変わりませんでした。

私の環境は、フレッツ光系の@nifty光、VSDL接続、v6プラスを使用していて、79Mbpsぐらい出ています。恐らくVDSLの限界点に近いと思われます。WG2600HP3は、「IPv6 High Speed」で3倍速くなると言われていましたが、3倍どころか1Mbpsも速度向上しませんでした。(ちなみに、比較対象はYAMAHA NVR510)

「IPv6 High Speed」は謎技術とか言われていて、何をやっているのか分からなかったのですが、恐らく何らかの理由で性能が出きっていない環境を速度向上するもので、限界を超えるような物ではないようです。
あとから出てきた記事を見ると、IPv6 High Speedと同じような速度を出すルータも結構あるようで、3倍速いは、「当社比」三倍速いだったようです。

ということで、WG2600HP3には特に魅力がないので、売り払ってしまいました。
NVR510がv6プラスをやるのに一番安定していそうなので、これを使い続けることにします。
(一般人には価格的にも設定難度的にも勧められる物では無いですが)